ドクターブログ

口腔顔面領域における疼痛治療

痛みは歯科臨床上最も頻度の高い訴えの一つです。痛みは本来生体のもつ警告信号であり、診断において疾病、障害の部位、程度、原因を知るための重要な指標となります。しかし過剰で持続的な痛み、あるいは、慢性的な痛みは自律神経系の異常反応、不安、恐怖、不快などの情動を引き起こし、様々な身体的、精神的障害をもたらします。その結果、患者のquality of lifeを著しく低下させます。それゆえに痛みの除去は、治療上重要な課題となる。痛みを取り除く主役の鎮痛薬は、抗炎症性鎮痛薬、オピオイド鎮痛薬など、直接鎮痛を目的とする薬物のはか、鎮痛薬、局所麻酔薬、抗痙攣薬、抗うつ薬なども鎮痛補助薬として痛みのコントロールに使用されています。また、漢方薬も顎関節症や舌痛症などの慢性の痛みに使用されることがあります。

東京矯正歯科学会

bin1507171040170047月16日(木)東京矯正歯科学会学術大会に参加してきました。

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