2015年5月8日
歯周病と糖尿病の関連性が着目されるようになった背景には、炎症というキーワードが存在する。歯周病は細菌感染による慢性微少炎症ですが、2型糖尿病もまた脂肪細胞が脂質を過剰に貯め込み、局所的な慢性炎症を引き起こすことが原因の一つであると考えられます。 歯周病と糖尿病で起きている慢性微少炎症は、レジスチンなど炎症性サイトカインの分泌を通じてインスリン抵抗性を惹起し、結果として血糖値を上昇させる可能性があります。